2020年5月4日月曜日

田んぼの1年



おはようございます。みどりの日。今朝は青雨。雨が降ると田んぼが気になる。中学の総合的な学習「森の時間」や高校選択講座「農業」の授業、その時に出会う生き物たちのことも思い浮かべながら、次の本を紹介します。

『里山の自然 田んぼの1年』瀬長剛 絵・文 偕成社(2019/11/19)

今、田んぼはどうなっているのかなあ。

この絵本は、山里のコメ作りの様子を通して、生き物たちの生態系を季節ごとに追っています。

春(米づくりの前;水路そうじ)→初夏(田植え;水遊び)→夏(生長;夕暮れ)→秋(落水・稲刈り;はざがけ)→冬(冬枯れ;日だまり)

春一番に田んぼまでの水を引き、田起こし、水田づくり、田植の農作業が進む。水辺や里山にはいろいろな生き物が繁殖し始めにぎやかになる。やがて田草取りと難儀な仕事は続くが野山には花々が彩を添える。稲作の一番は実りの秋、稲刈り、はざかけ、脱穀で収穫は終わる。

季節ごとの人間の営みと、その自然環境が必要な生きものの姿が、見開きいっぱい、色鉛筆のやさしい色合いのイラストで丁寧に描かれています。めくるだけでも喜びがあふれてきます。最後に「田んぼの生き物図鑑」がまとめられているのもgood!

たくさんの生きものでにぎやかだった、あの田んぼにみんなと出かけて行きたいなあ。