2020年5月27日水曜日

カレーと言うありふれた料理から


おはようございます。今日は、中3の伊東こはるさんの登場です。こはるさん、寄稿、ありがとう!カレーの香りが・・・。どうぞ、お楽しみください。

『カレーライフ』竹内 真/著 集英社(2001/3)


今回このブログに文章を載せる事になってもう一度読んでみました。460ページと長いので、休校中ゆっくり読むのに向いてるかもしれません。本が苦手な人からしてみたら長すぎるかもしれないけど。みんなが一度は食べたことがあるカレーのお話だから是非読んでみてほしい!

この竹内真さんの『カレーライフ』は、2011年に舞台になって注目を集めたのですが、知っている人はいますか? 2015年にリニューアル上演もされたそうですよ。その原作となった『カレーライフ』。あらすじ気になりますよね? 少し書いていこうかな。

「カレーライスを作るとき、無闇やたらと幸せな気分になることがある。僕らみんなが何か大きなものに包まれているような気がするのだ。」

毎年お盆になると、孫だけにふるまわれた祖父特製のカレー。そのカレーを食べているとき、祖父は死んだ。葬儀の夜、幼かった5人の孫達は「大人になったらカレー屋やろう」と約束を交わした。

月日は流れ、20歳の誕生日を目前にした僕。病床の父から、祖父の店があった土地の権利書を渡され、カレー屋の開店へ向けて動き出す。祖父の店にまつわる黄金伝説。およそカレーとは結び付かないような食材⁉ 行方不明になっている従兄。僕たち5人にしか作れないカレーの味を求める旅のゆくえは…。

この本には35種類の想像もつかないようなカレーが登場していて、読んでいるうちにカレーが食べたくなっちゃう。一口にカレーと言っても、作る人によっていろいろな隠し味があったり工夫があったりしますよね?

休校中この本を読んで、カレーを研究するのも面白そう!行動力がある登場人物はなんだか自森生に似ているかも?

カレーと言うありふれた料理から、生き方を考えさせられる一冊です。

※   竹内真さんは、2011年、日本テレビ制作の舞台『カレーライフ』では脚本監修として執筆にも参加。2013年、集英社文庫『カレーライフ』で京都水無月大賞を受賞。書影は、集英社文庫版(2005/1、768ページ)です。