2020年5月30日土曜日

言葉の多様性は世界の多様性


今日は、河出書房新社の「14歳の世渡り術」というシリーズの一冊で、中学生以上を開かれた場所に連れていってくれるような本です。どうぞ。

『わたしの外国語漂流記~未知なる言葉と格闘した25人の物語~』松村圭一郎・佐久間裕美子・丸山ゴンザレス/著 河出書房新社 (2020/2/18)

今回紹介する『わたしの外国語漂流記』には、ジャーナリスト、文化人類学者、翻訳家、言語学者、料理人、ウルトラランナー、牧師等、様々な職種の25人の外国語との出会いと闘いと愛が書かれています。

英語、チェコ語、サーミ語、プナン語、ブルシャスキー語・・・。どこの言葉か見当のつかないような初めて聞いた言語も出てきます。『「ありがとう」という言葉がない』言語もあります。

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[プナン語]狩猟採集民の言葉を学ぶ、ボルネオ島の言葉。
[アムハラ語]ダンスのように体が覚える、エチオピアの言葉。
[アカン語]あいづちと変身
[ヤノマミ語]初めてのヤノマミの村へ
[グリーンランド語]北極に一番近い町 
[ハワイ語]英語、アジア系アメリカ文学、ピジン、そしてハワイ語へ
[フィジー語]南の島でコトバの調査をはじめるまで
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ジャーナリスト・丸山ゴンザレスのアウトロー英語、シベリカ子のロシア滞在記マンガ、元プロテニス選手・杉山愛と英語、タレント・LiLiCoと日本語。

確かに、本文中にあるように、・・・「伝えたい思い」を交換する言語を複数学ぶことは、知ることの「窓」を幅広く開けること、ですね。……。外国語はシビアな世界を渡る武器にも、時には誰かと自分を結ぶ糸にもなるのです。

通読すると、まるで、世界1周をしたような気分になります(笑)。

何故その言語を学ぶのか。強いられているのでは身につかないし面白くない。大切なのは興味関心を抱くことだと、語りかけてきます。