
おはようございます。本日は、前回5/3(←この日16歳の誕生日を迎えた)高1の「新平」君、2度目の登場です。ありがとう!新平君。どうぞ、お楽しみください。
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭/著 KADOKAWA(2017/7)です。
著者は若林正恭さん。お笑いコンビ「オードリー」の一人ですね。知ってる方もいるかも。この人は、芸人だ。テレビを見ると分かるように一見目立たない人だ。明るい相方を持っている使命だろうか。しかしこの人の喋りに僕は納得させられてしまう。
この作品では、いつも東京にいる若林さんがキューバに行く、旅エッセイ。しかし、全く想像と違う中身が待ち伏せており、芸人という仕事はエンターテイナーなのだな、と思う。僕も知ってるということは、相当多忙な人である。旅行なんか何回も行けないだろう。そして僕と同じく、何かにつけて引っ込み思案である。しかし僕と同じで衝動的な一面もあるのだろう。えいや!とキューバ行きのチケットを買ってしまったのだ。本来、キューバには6日間以上かけて、ツアー会社に頼んでいくらしいのだけど。多忙な人ですから。1席だけ空いてたのを、運命だと信じた若林さん。マネージャー後輩を連れて行ってと言われても、従わず。
カストロの演説に彼は、何を思い、どんな想いを馳せるのか。もちろん、一々面白い。やっぱりこの人は捻くれている。だから、良い。そんな中で、新自由主義に対しての疑問をぶつけている。普段の疑問が、キューバに行ったことによりどう思った、はたまた考えが変わったのか。
「大人になれない若林」と前の本(「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」角川文庫)で書いてあった。今作品、大人になれたかどうか。興味があったらぜひ。
グッと掴まれる場面も、あります。読んでて、顔がすぐに思い出せる人っていないのですが、この人の場合は僕は出てきて、普段はこんなことを言ってる人がこういうことを書いてるんだ!と思いました。幸せについて考える場面もあり、僕はそこで掴まれました。
今、旅行に行きたい人にもオススメです。旅行気分も味わえます。久しくキャリーバッグ使ってないですね。
この文を、オードリーの2人が出てるテレビを見ながら書いています。なんか気持ち穏やかになりました。一味、いや、一味以上違う旅エッセイ。興味があったらぜひ。
では、みんなと会える日を楽しみにしています。