2020年10月13日火曜日

ジェーン・グドールの伝記

おはようございます!本日紹介するのは、

『ジェーン・グドール』リビー・ロメロ/著 シャーロット・エイジャー/画(三省堂)です。

本書は、チンパンジー研究の第一人者ジェーン・グドール(1934年4月3日 ~)の伝記です。

彼女は、イギリスの動物行動学者、霊長類学者、人類学者、国連平和大使です。

ジェーン・グドールが1歳の誕生祝にもらったのは、チンパンジーのぬいぐるみでした。

幼い頃から観察力の優れたジェーンは、いつかアフリカに行って、動物たちと暮らしたいと思うようになりました。

22歳の時、アフリカへ行き、ナイロビの自然史博物館のルイス・リーキー博士の秘書として働き始めました。博士と話すうちにジェーンは類人猿研究を依頼され、粘り強く、何日もチンパンジーたちを捜し歩くのです。

そして、彼女は変な生き物として、チンパンジーの群れに慣れていきます。雨期になると、キャンプの周りの木の実を食べにチンパンジーたちが集まってくるようになり、チンパンジーの生態が詳しくわかるようになってきました。

草食動物であると考えられていたチンパンジーが雑食であること、チンパンジーの性格に個体差があること、道具を使うことが証明されたのです。

ジェーンは、団体「ジェーン・グドール研究所(JGI)」を設立して、野生動物の研究、保護し、チンパンジー研究の第一人者となり、動物園のチンパンジーの環境改善を図るために、人々の意識を変えるよう沢山の本を書き、取材を受け、声をあげました。

子どもたちに自然環境の保護についても話し、彼らと共にいることは、自分が何よりやりたかったこと、今は彼らにお返しをすることに力を注いでいます。

彼女の情熱と勇気に満ちた行動は、動物や人間に対するわたしたちの考え方を変えました。そんな彼女のひたむきな人生をたどる伝記です。ご一読を。