
おはようございます。今日は、26期生の大野勝也君から寄稿を頂きました。ありがとう!大野君。皆さん、どうぞご一読ください。
『いのちに国境はない―多文化「共創」の実践者たち―』川村千鶴子/編著 慶応義塾大学出版会
皆さんは自分が生まれたときのことを覚えていますか?誕生日は?おそらく後者の誕生日は祝ってもらったり、書類を書いたり当たり前かと思います。
しかし、当たり前ではないこともあります。紛争中の難民キャンプで生まれた人、紛争から逃れるために乗ったボートで生まれる人。自分が「いつ、どこで」生まれたかわからない。そんな事実も世界では起こっています。
他方で、日本では少子高齢化により、労働力不足に直面しています。たとえば、外国人技能実習生といった日本に外国人を受け入れる政策も始まっています。
ここで、皆さんに考えてほしいことがあります。外国人を積極的に受け入れるべきか、受け入れないべきか。背景として、2014年10月に安倍首相は「日本は移民政策を取らない」と明言しています。なかでも、限定的に労働力不足の業種では外国人労働者の受け入れを行うというものでした。
では、そういった政策がとられている中で、実態はどうでしょうか。言語も文化も違う他国で生きることは簡単な事ではありません。逆に僕らが外国に行けば外国人になってしまうのです。
そこで、今回紹介する『いのちに国境はない』は多文化共創に向け活躍している実践者たちが書いています。
補足として、多文化共創は、外国人を労働力としてではなく、同じ人間として共に創ろうと言うものです。この本の読み方は、どの章から読んでも大丈夫です。皆さんが気になったテーマから見ていくこともできます。