
おはようございます。本日も、「表紙と題名に惹かれて手に取った」という読者が多い本を紹介します。表紙は映画「AKIRA」の原画を描いた田中達之さん。「ポーン・ロボット」って何でしょう。まずはご一読を。
『ポーン・ロボット』 森川成美/著 偕成社
主人公の中2男子・宇喜多千明が、ジョギング中に、変な男、全身黒でおおわれた奇妙なランナーを夜の町で見かけるのを見かけた時から、このSFは始まります。
級友一家の謎の消失、・・・そして、青い髪の万引き少女と彼女を背後で操る少女。千明は念ずる力で万引きを止めますが、その代償に失神します。
気づくと時は経過していて、両親の失踪、家の消滅、救護施設での妹・理央との再会…と話が進み、施設で知り合った田丸と三人で、町で頻繁に起こる人々の消滅事件の原因究明に乗りだすことになります。
しかし、それはやがて、・・・実は、他の星から逃避してきた先の青い髪の少女達と共に、地球人類絶滅をもたらす、暴走するポーン・ロボットとの闘いへと発展していきます。
(すっごい超々高速で説明してしまった!)
戦争をする人間の性(さが)と自律型兵器ロボット開発の恐ろしさが巧みに描かれ、絶望的な状況に抗う主人公たちの諦めない行動が、読者の気持ちをぐっとひきつけて離さないでしょう。