
おはようございます。今日は、4期生の榑松泰樹さんのご寄稿です。榑松さん、ありがとうございます。同人誌は初めての紹介、しかも、崎陽軒シウマイ弁当の食べ方です。「お弁当の食べ方には人それぞれの『ストーリー』が存在する」。なるほど!です。どうぞ、ご覧ください。
『食べ方図説 崎陽軒シウマイ弁当編』発行人:市島晃生 発刊ペース:半年に約1回
弁当とは計画性である。おかずとご飯は量が決まっており、家庭の食事の様に追加ができない。しかし食べ方は自由である。
弁当の食べ方は食べる人の人柄や思想、食べ物に対する考えなどで大きく変わる。好物に真っ先に手をつける人、最後に取っておく人、コース料理のように前菜、メインと分けて食べる人など、お弁当の食べ方には人それぞれの「ストーリー」が存在する。
特別意識していなくても「先ずは野菜から」「お握りをひと口頬張ろう」「メインの肉をひと齧りしてからご飯を頬張ろう」と考えて口に入れ、味わいながらもその瞬間に次は何を食べようかと考えているのである。
その日常では語られる事のない人それぞれの「ストーリー」を記したのがこの「食べ方図説
崎陽軒シウマイ弁当編」である。この本は様々な人がシウマイ弁当を食べるとき、何を考え、どの順番で箸をつけるのか、それを解説した本である。
シウマイ弁当の食べ方は人それぞれで千差万別である。最初に手を付けるのは何か?締めはどうするか?どのシウマイから手を付けるか、漬け物やシウマイ以外のおかずはどうするのか、干し杏子は箸休めかデザートか。弁当の数だけストーリーがあり、それぞれの考え方が大きく反映される。弁当を食べるということは、それだけで「個性」なのである。
もちろん弁当は「好きに食べればいい」のだが、食べる順番には「貴方が何をしたいのか?」が最も色濃く現れるところ。たかが食べ方、されど多くの個性や考えがある「食べ方」は実に奥が深いのだ。