2020年6月21日日曜日

「紅型(びんがた)」で描かれた沖縄の海の世界


おはようございます。今日は、沖縄の伝統染色「紅型(びんがた)」で全ページが描かれた海の世界の絵本です。9期生が描いています。どうぞ、お楽しみください。

『やどかりの夢 (CD付き絵本)』わたなべ なおか文 かめがい あすか・絵 やらだ出版(2016/3/20)

本書の絵を描いている、かめがい あすか(亀谷 明日香)さんは、9期生。沖縄本島南部の南城市在住の紅型作家さんです。

明日香さんは、自由の森学園在学中に一人旅で訪れた沖縄に夢中になり、移住を決意しました。卒業後に沖縄へ移住し、沖縄県立芸術大学伝統工芸課染織学科を卒業して、2007年に虹亀商店をオープンしました。

虹亀商店は、明日香さんがデザインしたオリジナル雑貨、手染め作品を販売する工房&ショップです。大好きな沖縄の自然や風景を、沖縄の伝統的染色「紅型-Bingata-」の技法を使って描き、作品作りをしています。高貴な染物として、一般的には手の届かなかった紅型染めを、もっとより多くの人に身近に感じて、手に取ってもらいたいという想いから、紅型染めの布小物や灯り、表札や店舗看板など、幅広い商品を全てオリジナルデザインで生み出し、販売しています。


明日香さんは、沖縄の生き物や植物をモチーフにし、沖縄の日差しに映える、鮮やかな色彩を追求しています。そんな彼女が描いた本書は、子どもから大人まで皆で楽しめる、宝箱を開けたような絵本。

海に生きるやどかりたちの貝の中に広がるのは 夢の世界。貝だと思い入った おやどは・・・?夢を失ったやどかりが みんなの愛とイマジネーション!のちからでおおきな夢を育みます。

沖縄の伝統染色「紅型(びんがた)」で全ページが描かれた海の世界がぐ~んと目の前に広がってきます。

朗読と音楽、海や川、水の音、沖縄の三線やウクレレと歌って踊れるCD付きなのも嬉しい一冊です。