
おはようございます。本日は、高3の小林玲臣奈君の寄稿です。玲臣奈君、ありがとう!作中の「高校図書館で起きた教務主任の不当な言論統制」って何でしょう。気になりますね。皆さん、どうぞ、ご一読を。
『ぼくがぼくであること』山中 恒/著 岩波少年文庫
優等生ぞろいの兄弟(兄2人・姉1人・妹1人)のなかで、ひとりダメ息子の平田秀一(ヒデカズ、小6)。小言ばかりの母親にいや気がさした秀一は、夏休み中に家を飛び出し、ある農家へ転がりこむ。つぎつぎと起こるスリリングな事件、大人との激しいぶつかり合い、力強く成長する少年の姿を描きます。
物語の本筋も面白いんですが、敢えて触れずに個人的に気に入ってるセリフを抜粋して書いておきます。
優秀で、普段秀一をバカにしていた兄貴・次男の優一(マサカズ、高校生)が、自分の高校の図書館で起きた教務主任の不当な言論統制をきっかけに、母親や大人達の間違いに気付き、それらに立ち向かうことを決意するシーン。
「おれはな、暴力にたよっても、おれがまちがいじゃないことをあの教務主任に知らせてやるんだ。(~中略~)それにな、おれとおなじようなめにあわされてもがんばっているひとがいるからな。」
なかなかハードな内容ですが、一気に物語に引き込まれます。自分が中学生の時に出会って色々と考えることのできた作品です。