
おはようございます!本日は、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』を紹介します。どうぞ、ご一読ください。今回の文章は、レイチェル・カーソン日本協会 関東フォーラム「自然を語る会」(2020.8.8)の「中・高校生の皆さんへ」からの抜粋が主です。
『沈黙の春』レイチェル・カーソン/著 新潮文庫
「地球という星が誕生したのは、46 億年前。そして、何億年もかけて海の中にひとつの細胞が生まれ、そこからまた何億年もかけて、たくさんの “命を持つ” 生きもの、植物や動物などが生まれてきました。人間もその生命の歴史の中で生まれてきた生きものの一員です。生きものたちは、絶妙なバランスをもって、この地球上で暮らしていました。」
「そのバランスをくずし始めたのは人間です。そのことにいち早く気づいて、警鐘を鳴らしたのが、アメリカの女性科学者、レイチェル・カーソンです。レイチェル・カーソンは
『沈黙の春』 という本の中で、化学物質をむやみに使うことが地球のバランスをくずしてしまう、と世界に警告しました。1962 年、今から約 60 年前のことです。」
「レイチェル・カーソンは 『沈黙の春』 の中でこうも言っています。人間という一族が、おそるべき力を手に入れて、自然を変えようとしている。ただ自然の秩序をかきみだすのではない、今までにない新しい力――質の違う暴力で自然が破壊されてゆく。」
「最近ひんぱんに起こる豪雨などの気候災害も、人間が行った『自然破壊』の結果だと、多くの科学者が指摘しています。」
・・・いま、あらためて、レイチェル・カーソンの本を手に取ってみると、身近に迫ってくるものがあるのではないでしょうか。
ちなみに、「中・高校生の皆さんへ」では、もう一冊。自然に触れることで、さまざまなことを感じることができる、感じることの喜びと大切さを私たちに伝えている『センス・オブ・ワンダー』(新潮社)も取り上げています。


(本書を読むことで)「人間としての目」 だけでなく 「もっと大きな目」 で、周りを見ることができると、それは、わたしたちの心を明るいほうへ向けてくれるものでもあるでしょう、と。