2020年4月26日日曜日

本日、再開!-これから、毎日更新するよ―




おはようございます。今日から再開の図書館からの本や資料の「情報」提供です。

さて、本日は、あの超有名な劇作家、詩人のシェイクスピア(「ロミオとジュリエット」「ハムレット」「真夏の夜の夢」)の誕生日(1564/4/26)です。そこで、紹介するのは、若きシェイクスピアが主人公の『王の祭り』小川英子著/ゴブリン書房/2020.4.8.

女王(エリザベス1世)の革手袋をつくるため、父親といっしょにケニルワース城へ向かった少年ウィル(←これ、シェイクスピアですよ)。そこで女王暗殺の計画に巻きこまれたウィルは、妖精の力を借りて女王を助けようとするが、思いがけず、時空の歪みに投げだされ……戦国時代の織田信長・明智光秀・少女の出雲阿国に出会ってしまいます。

16世紀のイングランドと日本を舞台に、〈時〉と〈処〉を超えて繰りひろげられる、めちゃくちゃ面白いファンタジー。

事実として、エリザベス1世と信長はほぼ同年生まれ、ウィルは女王より30歳くらい若いのですね。乱世-戦争や感染症の災厄の時代-の実在の歴史上の人物がグッと身近に立ち上がってきて引き込まれます。

(ちなみに、ペストによって、17世紀初頭のロンドンでは劇場閉鎖が相次ぎ、それにより、シェイクスピアの作家生活が大きく変わり、その劇団も変貌・刷新し、優れた音楽家や劇作家との共同作業が進み、疫病がもたらした恐怖と沈鬱の中、人間や社会の理解、作品の世界が一段と深まって行ったそうですよ。では明日へ。)